アパレルスタッフとは?実際の仕事内容やメリット・デメリットについて解説

就職

こんばんは。皆さんアパレルスタッフにどんなイメージを持たれてますか?

おしゃれで綺麗な人が笑顔で接客をしている華やかなイメージを持たれる方が多いと思います。

そらち
そらち

アパレルって憧れてたんだよな〜

でも実際どんな仕事内容なんだろう?

アパレルの仕事は接客だけじゃないんだよ!

結論。アパレルの仕事は想像以上に大変!でも、とてもやりがいのある仕事!

では、アパレルの仕事内容メリットデメリットについて解説していきます。

アパレルスタッフとは?

そもそもアパレルスタッフとは何か。

アパレルは英語の古語が由来し「衣服」を指します。

要するに、アパレルスタッフ=衣服を販売する人を指します。

似た言葉でファッションという言葉がありますが、こちらはまた違った意味を指すので使うときは注意しましょう。

ファッション=服装を含めた、アクセサリー、靴、髪型など身にまとう全般を指します。

業務内容

大きく分けて仕事内容は5つです。

これは、社員やバイトなどでどこまでの仕事を行うかは店舗により異なるので注意してくださいね。

【接客】

私の働くブランドでは、店内にお客様が入ったらご挨拶→ファーストアプローチというようなお声がけをしていました。

その後、お客様のコーディネートの提案、試着室へご案内という流れです。

接客で気をつけるポイントは3つ

  1. お客様のニーズを確認すること
  2. 押し売りにならないこと
  3. お客様との距離を近づける(共感とお褒め)

私が販売員時代に気をつけていたポイントは上記の通りです。

お客様によって求めていることは様々です。

「何か欲しいけど、具体的には決まってない。」

「この前買ったスカートに合わせるトップスが欲しい。」

など色々な悩みを抱えてお店に来られるので早い段階でお客様のニーズを確認し、接客をすることでニーズに沿った提案で購入に繋げることができます。

自分の思い込みで接客を進めてしまうと、うまくいかないことが多いので気をつけましょう。

最初、一番大事なのは笑顔お褒めです。アパレルスタッフの基礎はこれが全てです。

笑顔を忘れず、お客様のいいところ、目につくところをお褒めすることでお客様も心を開いてくれやすくなるので、自分自身も接客しやすくなりますよ。

売りたいがために押し売りになるのことだけは避けましょう

お店や自分自身の信頼を失いかねないです。

レジ・電話対応

レジと一言で言ってもアパレルのレジは気をつけるポイントがたくさんです。

  • 丁寧な梱包(雨の日はビニールをつける)
  • ポイントアプリ等の勧誘
  • フリートークでお客様とのお話を盛り上げる(次の来店へ繋げる)

目の前でお客様とお話をしながら丁寧な梱包をする。

なおかつ、次回来店へ繋げるためにポイントサイトの勧誘や次回商品の案内なども行うので、単純なレジ業務とは大違いです。

レジをした後お客様をお見送りしますが、最後の印象というのはお客様に強く残ると言われています。

素敵な人に接客してもらえてよかった!また、来たいなと思ってもらえるよう最後のレジまで丁寧に心がけましょう。

売り場調整

私のブランドではメイン、サブ、壁面、とコンセプトが分かれており、違うテイストの服を置いていました。

新商品、売りたい服はメインのマネキンに着させたり、コーディネートで組みやすい服を近くに置いたりとお客様の導線を意識した売り場作りが重要になります。

売り場調整はお店の売り上げにも関わってくる大事な仕事ですが、自分の腕が試されるのでとてもやりがいがありますよ。

商品管理

陳列した商品の補充や整頓をこなったり在庫管理をします。

上級者は在庫状況を把握した上で、カラーの在庫が多いものからおすすめして売るなど商品管理をしている事もあります。

また、バックヤードでは品別、種類別、色別にわかりやすく分けて、ネームをつけて管理しています。

すぐに商品を出せるよう工夫することで仕事の効率もアップします。

店内清掃

開店前、閉店後に主に清掃を行います。

また、空いた時間を見つけてほこりが落ちていないかを確認したり商品のたたみ直しなどをしています。

あとは、鏡なども大事なので常に綺麗な状態であることを確認しましょう。

向いている人とは?

アパレルスタッフに向いている人の特徴は大きく分けて2つです。

  • 人と話すことが好き
  • ファッションが好き

やはり、アパレルスタッフに大事な要素がコミュニケーション能力です。

これは働いてからも、かなり磨かれるので話すことが苦手な方でもコミュニケーション能力が自然と身に付きます。

また、様々な世代の方とお話することができるので私はとても楽しかったですし、いい経験になりました。

ファッションが好きというのは大前提ですね。

私は、大好きなブランドの服に囲まれて仕事ができることがとても幸せでした。

働くお店を選ぶ際は、自分の大好きなブランドを絶対に選んでくださいね!!

自分がファッションが好きでないと、お客様に提案することも難しいです。

メリットとは

流行をいち早く知れる

アパレルでは季節ごとに商品の入れ替わるスピードがとても早いんです。

春には半袖を着て夏には秋服を着ていると言ったイメージですね。

なので、常に流行を先取りできます。新商品が入るスピードも早いので、その都度情報を頭に入れて売り場に立つようにしましょう。

顧客様は商品の情報も詳しく早いので、スタッフが知らないと信頼を失うことにつながります。

接客技術が磨ける

アパレルスタッフで働く人の年齢は若いうちに始める人が多いです。その分最初はみんな初心者。

それでも、働くことで接客技術が格段に上がります

丁寧な言葉遣いはどこへ行っても役立てることができますし、コミュニケーションスキルも社会に出たらなくてはならないので、とてもいい経験をできたと思っています。

好きなブランドの服を着て働ける

大抵の職場では自社ブランドの服を着て売り場に立つことが絶対だと思います。

その代わり、社員割引制度があるところがほとんどなどで、安く好きな服をたくさん買うことができます。

毎日自分の好きなブランドの服を着て仕事ができるというのは本当に幸せなことです。

常にオシャレして仕事ができるのも嬉しいですよね。

デメリットとは

バックヤードでの業務は体力仕事

バックヤードの商品管理は想像以上に大変です。

新作やセールの大量入荷時には大きな段ボール(パッキン)6つほど届きそれを1人で2時間近くこもってさばいていく事も。

また、セール時は金額が変わるのでタグにセール価格のシールを貼っていかなければいけないのですが、こちらもかなりの重労働です。

バックヤードは狭いところが多いので動きづらく作業もしにくいことが多いです。

ファッション代がかかる

基本的に仕事できる服は社員割引があるとはいえ実費で購入しなければなりません。

週に5回出勤するのであれば毎日同じ服を着ることも出来ないので、最低2パターン〜3パターンは服が必要になります。

しかも、店内は季節ごとに切り替えが早いのですぐに着れなくなることも。

働くブランドにより服の単価は変わりますが、仕事での服代はかなりかかりますので、その点は働く前に十分に理解しておきましょう。

土日休みが取れない

アパレル業界は土日、祝日、お正月の初売りなどが最も忙しいです。

そのため、世間が休みムードの時も働かなくてはならないので、その点は辛いところもあるかもしれません。

平日休みが多いので土日休みの友達と予定を合わす事も難しいです。

しかし、土日は人が多いですが平日休みは人が少ない時にお出かけできるというメリットもあります。

平日休みも悪いことばかりではないですよ。

まとめ

いかがでしたか?

こちらの記事を読むと、”アパレルスタッフは華やかでおしゃれをしている綺麗人の仕事”というイメージがガラッと変わるのではないでしょうか。

私は実際にアパレルスタッフとして働くことができてよかったと思っています。

幅広い人と出会い、お話しでき、お客様の貴重な時間を幸せするお手伝いができる素敵な仕事だと思います。

「お姉さんに選んでもらえてよかった。」と言ってもらえたり自分のコーディネートをそのまま買ってもらえたりした時は本当に嬉しいですし、やりがいを感じられます。

私が当時の店長に言われて心に残った言葉があります。

わざわざお店まで足を運んできてくれるお客様に最高の接客を提供する。

それがお客様にとって店舗で買う良さです。少し商品が高くてもスタッフの接客にお金を払ってよかったと思われる接客を心がけなさいと。

素敵な考え方ですよね。アパレルスタッフは本当に奥の深い職業です。

もし、働こうか悩んでいる方がいるならまずは挑戦してみてください!

この記事がそんな方々の参考になれば幸いです。

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