ブログを始めて5年、書きたい気持ちはあるのに、1記事も完成しないまま放置してきました。それが、AIアシスタント「Claude」を使い始めてから10日で7記事を公開できるようになりました。何が変わったのか——その答えは「やめた作業」にありました。
この記事では、私がClaudeに任せて手放した5つの作業と、代わりに人間として「決めること」に集中するようになった分担の考え方を、実際のプロンプト例も交えて公開します。「AIで書いた記事は薄い」というイメージを覆す、私なりのAI活用法をぜひ参考にしてください。
なぜ5年でブログが書けなかったのか
恥ずかしながら、5年間ずっと「明日から書く」を繰り返していました。原因をふり返ると、書く前のステップで疲れ果てて、本文に手をつけられなかったのです。
- 構成を考えるのが重い:H2・H3を一から組み立てるだけで1時間以上
- 比較表の項目が決まらない:何を縦軸・横軸にすべきか迷子になる
- FAQが思い浮かばない:「読者が何を聞きたいか」を絞り出す疲れ
- タイトルを決めきれない:メモ帳に候補を書き溜めて結局選べない
- 案件比較で消耗する:複数のページを行き来して情報を整理
「準備の労力」に体力を使い切り、本文を書き始める前に「今日はやめておこう」と何度繰り返したかわかりません。
Claudeを使い始めて、やめた5つの作業
Claudeを使い始めてから、上記5つをすべてClaudeに任せるようになりました。1つずつ、どう変わったかを書きます。
1. H2/H3の構成を一から考える
以前は「導入→何を書く?→結論」と紙に書き出していました。今は「○○というテーマでブログ記事を書くので、H2・H3の構成案を3パターン作って」と頼むだけ。返ってきた案からベースを選び、自分の経験を入れたい場所を追加修正します。
構成決定までの時間は1時間 → 5分になりました。
2. 比較表の項目出し
ランキング記事や比較記事では、表のカラム設計でいつも悩んでいました。「ハーネスの比較表を作るとき、どんな項目で比較するのが読者に親切?」と聞くと、「価格・サイズ・素材・装着のしやすさ・口コミ評価」など、ベタな項目から「迷子対策のしやすさ」のような気づきにくい切り口まで提案してくれます。
抜け漏れがなくなり、表の説得力が一気に上がりました。
3. FAQ 10個を手作り
FAQはSEOにも読者満足にも重要なのに、自分でひねり出すのは苦痛でした。「○○というテーマで、読者がググりそうな質問を10個リストアップして」と頼むと、検索意図に近い質問がスラスラ返ってきます。
あとは自分の知識・経験で「これは答えられる」「これは出典が必要」と仕分けるだけ。FAQを書く時間は30分 → 10分に短縮されました。
4. タイトル候補をメモ帳に書き溜める
タイトルは「読まれるかどうか」を決める要素のひとつ。なのに、思いつかないと丸一日メモ帳を見つめることもありました。今は「メインキーワード○○で、32文字前後のタイトル案を5つ。それぞれ違う切り口で(数字訴求/読者の悩み訴求/対比など)」と頼みます。
5案から1つ選んで微調整すれば終わり。「決めるのが楽」な状態が手に入りました。
5. 案件ページを複数タブで開いて比較
商品やサービスの紹介記事を書くとき、各案件の公式ページとASP管理画面を行き来して情報を集めるのが本当に大変でした。今はClaudeに「これらの商品の特徴・価格・レビュー数を表にまとめて」と頼みます(裏では楽天APIを使って実データを取得することもできます)。
タブを20個開いて消耗するのは、もう過去の話です。
手元に残ったのは「決めること」だけ
5つの作業をClaudeに任せた結果、私の役割はシンプルになりました。「決めること」と「最終チェック」だけです。
| 役割 | 担当 |
|---|---|
| テーマ・切り口を決める | 人間 |
| 誰に届けるかを決める | 人間 |
| 構成案の作成 | Claude |
| 本文のドラフト | Claude |
| 比較表・FAQ・タイトル案の作成 | Claude |
| 事実関係・出典の確認 | 人間 |
| 薬機法・景表法のチェック | 人間(+Claudeに二次チェックさせる) |
| 体験談・独自の視点を加える | 人間 |
| 公開のジャッジ | 人間 |
「全部AIに任せる」のでも「全部自分で書く」のでもない、「分業」。これが私には合っていました。
5年→10日で7記事の変化
分業をはじめて、明らかに変わったことが3つあります。
心理的負担が消えた
「書き始めるまでが重い」という壁が低くなりました。Claudeに構成を投げれば数十秒で骨組みができるので、「とりあえず手を動かす」が現実的になります。
1記事あたりの時間が大幅短縮
以前は「もし書けたら」1記事に丸2日。今は1記事2〜3時間程度で下書きまで仕上がります。アイキャッチ設定や最終チェックを含めても半日です。
公開後の改善サイクルが回り始めた
記事数が増えると、データ(PV・滞在時間・離脱率)が溜まり始めます。改善仮説を立て、Claudeに「この記事を改善するとしたら何を直す?」と聞き、修正案をもらう——この回し方ができるようになって、ブログ運営が「考える楽しみ」に変わりました。
私が使っているClaudeへの指示の出し方(プロンプト例)
参考までに、実際に私が使っているプロンプトの一部を公開します。コピペして自分用に書き換えてご活用ください。
構成案の依頼
「『○○』というテーマでブログ記事を書きます。3500字以上、H2を5〜7個、各H2配下にH3を2〜3個。読者は△△で悩む人。構成案を1パターン作ってください。」
比較表の項目出し
「○○を比較する記事を書きます。読者が購入前に知りたい比較項目を、抜け漏れなく10個リストアップしてください。なぜその項目が大事かの理由も添えて。」
FAQ作成
「○○というテーマで、読者がググりそうな質問を10個。それぞれ200字程度で回答も。薬機法に配慮した表現で。」
タイトル候補
「メインキーワード『○○』で、32文字前後のタイトル案を5つ。数字訴求/悩み訴求/対比/問いかけ/断言型、それぞれ切り口を変えて。」
記事の最終チェック(二段階レビュー)
「下記の記事本文を、薬機法・景表法・著作権・E-E-A-Tの観点でチェックしてください。NG表現があれば修正案も提示してください。」
Claudeでブログを書くときの注意点
事実関係は人間がしっかり確認
AIは確からしい文章を作るのが得意な反面、固有名詞・数値・最新情報には誤りが混じることがあります。商品名・スペック・価格・統計は一次情報で確認するのが安全です。
薬機法・景表法は人間が最終ジャッジ
美容・健康・ペット関連の記事では、「効く」「治る」「業界一」など景表法・薬機法に抵触する表現が混ざることがあります。Claudeに「禁止表現をリストアップしてチェックして」と頼みつつ、最終判断は人間で行うのが安全です。
「コピペ」ではなく「下書き」として扱う
Claudeの文章をそのまま出すと、似たような文体の記事になりがちです。自分の体験・気づき・固有の言い回しを加えて、「自分のブログ」にする工程を残すことが大切と感じています。
よくある質問
Q1. ClaudeとChatGPT、ブログ用途ではどちらが向いていますか?
A. どちらも優秀ですが、長文の構成把握や繊細なトーン調整はClaudeの方が得意な印象があります。コードや表生成も両方できます。最終的には実際に試して自分に合う方を選ぶのがおすすめです。
Q2. 無料プランでもブログ運営に使えますか?
A. 無料プランでも日々のブログ運営は十分こなせます。1日のメッセージ上限はありますが、構成案やFAQ作成程度なら問題ありません。長文記事を一気に作るなら有料プラン(Pro)がおすすめです。
Q3. AIで書いた記事はGoogleに評価されないと聞きました
A. Googleの公式見解では「AI使用そのものはペナルティではない」とされており、評価基準は「読者にとって有用か」「独自性があるか」です。AIで作った下書きに自分の経験や独自の視点を加えれば、評価される記事になります。
Q4. 1記事あたりどれくらいの時間で書けますか?
A. テーマや文字数によりますが、私の場合、下書きまで2〜3時間、画像・最終チェック・公開準備を含めて半日が目安です。慣れれば1記事3〜4時間で公開できる感覚です。
Q5. Claudeに頼っていると自分の書く力が落ちませんか?
A. 私の感覚では逆で、「決める力」と「編集する力」は伸びました。書きたいことを言語化し、AIにそれを正確に伝える練習自体が、思考の整理になっています。
まとめ:あなたはどの作業をAIに任せていますか?
5年で1記事も書けなかった私が、Claudeとの「分業」で10日で7記事を公開できるようになりました。「やめた作業」を5つ書き出してみると、自分が何に消耗していたかが見えてきます。
すべてをAIに任せる必要はありません。「これは自分で考えたい」「ここはAIに任せたい」を1つずつ仕分けるだけで、ブログを続けるハードルはぐっと下がります。もし今、書きたいのに書けない方がいたら、まずは構成案づくりだけでもClaudeに頼んでみてください。「決めること」だけが残った状態の心地よさを、ぜひ体験してみてほしいです。
あなたはどの作業をAIに任せていますか? X(Twitter)やコメントで教えてもらえると嬉しいです。同じように悩んでいる方の参考にもなるはずです。
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※本記事は執筆者の個人的な体験と意見にもとづくものであり、AIサービスの効果や成果を保証するものではありません。
※AIの出力は誤りを含むことがあります。重要な意思決定の前には一次情報のご確認をおすすめします。
※Claude は Anthropic社、ChatGPT は OpenAI社の提供するサービスです。
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